サイナスリフトと同時にインプラント埋入した症例

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インプラント治療 2024.6.15

大臼歯を失った場合の治療法として、噛む力や食いしばる力が強い方にブリッジや入れ歯は予後が悪いといえます。

ブリッジはたわんでしまい、支えてる歯にダメージを与えます。その結果、支えている歯にトラブルが出るリスクがあります。

原因が力にあるわけですから、再度ブリッジにすると再びトラブルが生じる可能性があり、次にトラブルが生じた時には歯の保存が危うくなることも大いにあります。

失った大臼歯に対してはインプラントが第一選択と考えており、そのように患者様に説明させていただきました。患者様も状況にはご理解いただけました。

しかしながら、インプラントをするには骨がないという状況でありました。

このような場合には、サイナスリフトといい、上顎洞側に骨を造成し、骨量、骨の高さを増やす処置が行われます。(骨がない場合のインプラント治療(サイナスリフト)

状況に応じては、インプラントを埋めると同時に骨を造る処置を行うこともできます。

そうすることで治療期間は短くなりますので、メリットがあります。

骨が少なくてインプラントができないと判断された場合も対応できる場合があります。どうぞお気軽にご相談ください。

症例

監修者情報

歯科医師:藤尾隆史

院長:藤尾隆史

  • 2003:私立高槻高校卒業
  • 2010:大阪大学歯学部卒業
  • 2015:大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座 有床義歯補綴
  • 2016~2024:山本歯科クリニック 入職 
  • 2017~2024:大森歯科医院 非常勤勤務
  • 2024:藤尾歯科・矯正歯科医院を開業