インプラントができないと言われた症例

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インプラント治療 2024.4.1

こんにちは。藤尾歯科・矯正歯科医院の藤尾です。

残念ながら歯を抜くことになり、抜いたけれども、次に抜いたところをどうしようか迷っておられる方は少なくないと思います。

インプラント、ブリッジ、義歯(入れ歯)を提案されたけれども、どれも一長一短で、決めかねる、、、今歯がないけど、それほど食事には困らないし、、、このままでもしばらくはいいいかな、、と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそのまま歯を放置していると、どのようなデメリットがあるかに触れていきたいと思います。

歯を失って放置したままにしていると、あるいは、一旦入れ歯は作ったけども、わずらわしくて着けなくなってしまったりしていると、周りの歯は動いてしまいます。(下図)

インプラントを行うにも、スペースが存在せず、インプラントどころか、義歯(入れ歯)や被せ物(ブリッジ)さえ入れることができないという状況もしばしば見られます。

放置した結果に対する治療症例

このような場合、動いてしまった歯の処置もする必要があります。

矯正治療によって元に押し戻す、もしくは、伸びてしまった分の歯を削除するという方法です。

今回、ご紹介する患者様は幸い、伸びてしまった歯が修復歯でしたので、被せ物を再製することで、リカバリーできました。(多少の歯を削除しています)

そして、必要なスペースを獲得し、インプラント埋入を行っています。

患者様は他院ではインプラントが難しいと言われていたそうです。

現状に至った経緯と、その治療法のご説明をさせていただいたところ、放置していたことをすごく後悔されていました。

歯がない状態でもすぐには困らないかもしれません。しかし、いざ治療するとなると、多くの問題が併発してきてしまい、必要のなかった治療が増えることも多々あります。歯を失うということは本当に大きなことです。

当院では、まずは最大限、歯の保存を試みます。しかしながら、抜歯を避けられない場合も確かにございます。歯を残す提案、歯を抜くことになった場合の提案、両方の提案を行い、患者様のお気持ちと状況に寄り添えるよう、力を尽くします。

症例詳細

K・F様
主訴左下の歯が違和感がある
年齢65歳 女性
治療内容インプラント治療と修復治療
期間8ヶ月
費用インプラント2本:約90万円 修復治療4本:約50万円
治療のメリット・放置していたことにより生じた弊害(上の歯が下に降りてきた)に対応し、下に歯を入れるスペースを確保できる
・それにより、安定したインプラント修復が可能になる。
治療、治療後のリスク・下に降りてきてしまった歯をわずかながら削除する必要がある

監修者情報

歯科医師:藤尾隆史

院長:藤尾隆史

  • 2003:私立高槻高校卒業
  • 2010:大阪大学歯学部卒業
  • 2015:大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座 有床義歯補綴
  • 2016~2024:山本歯科クリニック 入職 
  • 2017~2024:大森歯科医院 非常勤勤務
  • 2024:藤尾歯科・矯正歯科医院を開業