前歯の歯周組織再生療法

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歯周組織再生療法 2024.4.2

こんにちは。藤尾歯科・矯正歯科医院の藤尾です。

セメント質剥離によって歯周病が進行した症例を提示します。

セメント質とは歯の歯根部を外側を覆う硬組織で歯根膜(歯の靱帯)が付着し歯槽骨と結合を手助けしています。このセメント質が咬合力(歯ぎしり、くいしばり)などの過大な力を受けると肥大し、その後剥離を起こすことがあります。セメント質が剥離すると、そのセメント質が感染源となり歯肉は腫脹、歯肉からの排膿が起きます。時に、深い歯周ポケットを形成し、骨吸収を引き起こします。比較的、ご年配の方に多く見受けられる傾向があります。

症例

前歯部に歯肉の腫れと、歯肉を押すと膿が出るとのことで、ずっとメインテナンスを受けておられましたが、一向に治らないといった状態でした。

レントゲン検査でセメント質剥離を疑う欠片とそれに伴う歯周病の進行が認められました。

外科処置(歯肉を一部切開)を行い、剥離したセメント質を除去し、歯周病により喪失した歯槽骨に対して、歯周組織再生治療を行いました。

症例概要

M.K様
主訴前歯部がずっと腫れていて、膿が出ている
年齢68歳 女性
治療内容歯周組織再生療法
期間9ヶ月
費用歯周外科処置:12万円
治療のメリット・症状の改善と失われた骨の改善
・歯と歯の間の隙間ができにくい
治療、治療後のリスク・特になし

監修者情報

歯科医師:藤尾隆史

院長:藤尾隆史

  • 2003:私立高槻高校卒業
  • 2010:大阪大学歯学部卒業
  • 2015:大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座 有床義歯補綴
  • 2016~2024:山本歯科クリニック 入職 
  • 2017~2024:大森歯科医院 非常勤勤務
  • 2024:藤尾歯科・矯正歯科医院を開業