歯周病治療(歯周組織再生療法)

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歯周組織再生療法 2024.4.12

こんにちは。藤尾歯科・矯正歯科医院の藤尾です。

歯と歯茎の隙間に歯石が沈着することで、歯周病の進行、すなわち、歯根を支えている骨が吸収していくことがあります。

一般的に、まずはプラークコントロールの向上や、歯石除去を試みます。(歯周基本治療と言います)

原因は歯石の沈着ですので、原因の歯石を取り、進行を止めることが重要となるからです。

しかし、歯茎の中に隠れている歯石は見えないので、盲目下で手探りで取っていくのは非常に難しく、歯と歯茎の隙間が深ければ深いほど、範囲が広ければ広いほど取り残しやすいと言われています。

そして、原因の歯石だけを取り除いても、深い骨の吸収跡が残った状態であると、再発リスクが高くなります。

歯周基本治療やメインテナンスでも、改善が認められない、もしくは悪化傾向がある場合は、歯周外科処置、ならびに歯周組織再生療法を応用します。

症例概要

術前に深い歯周ポケットが存在し、通常の歯周病治療でも改善傾向を示さなかった部分に歯周外科処置を行います。

症例概要

K.U様
主訴歯周病が進んでいると言われた
年齢55歳
治療内容歯周組織再生療法
期間9ヶ月
費用歯周基本治療:保険適応  歯周組織再生療法:¥110000
治療のメリット歯周病再発の防止と歯と歯の間の落ち込みを防ぐ
治療、治療後のリスク外科処置を伴う

監修者情報

歯科医師:藤尾隆史

院長:藤尾隆史

  • 2003:私立高槻高校卒業
  • 2010:大阪大学歯学部卒業
  • 2015:大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座 有床義歯補綴
  • 2016~2024:山本歯科クリニック 入職 
  • 2017~2024:大森歯科医院 非常勤勤務
  • 2024:藤尾歯科・矯正歯科医院を開業