総義歯(総入れ歯)治療

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入れ歯(義歯) 2024.4.20

虫歯や歯周病、力の影響により歯を失ってしまった場合の選択肢として入れ歯治療は昔から知られています。

特に、総入れ歯という状態になった場合、如何に入れ歯を安定させるかが鍵となり、入れ歯生活に大きく影響します。

世間的には入れ歯安定剤の使用などのCMが流れていますが、入れ歯安定剤にもデメリットはあり、私はあまりおすすめはしません。

理由は ①不潔になりやすい ②安定剤の塗り方によって噛み合わせが変わる ③入れ歯を支える歯茎の変化と吸収が加速する、からです。

ではどうやって入れ歯を支えるのか、、、

義歯が割れているし、ガタガタする

総義歯の安定

一つは粘膜面に適切なフィットを与え、吸着を得ることです。(吸盤のように歯茎に張りつくイメージ)

もう一つは、その吸着力を維持するための、左右、前後のバランスの取れた噛み合わせです。

これらを達成することができれば、食事中や会話時に入れ歯が外れるということは大幅に軽減されると思われます。

このような入れ歯を作成するためには、型取りや噛み合わせの記録など、細かい綿密な作業が必要になります。

義歯でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

症例詳細

K.S様
主訴入れ歯がよく割れる。ガタガタで作り直した方が良いのではないか。
年齢77歳
治療内容総義歯治療
治癒期間約2ヶ月
費用上下総義歯(金属床使用)¥400000✖️2
治療、治療後のリスク使用年数とともに修理、調整が必要

監修者情報

歯科医師:藤尾隆史

院長:藤尾隆史

  • 2003:私立高槻高校卒業
  • 2010:大阪大学歯学部卒業
  • 2015:大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座 有床義歯補綴
  • 2016~2024:山本歯科クリニック 入職 
  • 2017~2024:大森歯科医院 非常勤勤務
  • 2024:藤尾歯科・矯正歯科医院を開業