インプラントを併用した入れ歯の症例

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入れ歯(義歯) 2023.9.13


当院では、義歯治療に力を入れており、特に全ての歯を失ったり、多くの歯を失ったりした方々の義歯治療を得意としています。
義歯は、日常生活において大きな役割を果たすものであり、その適切な治療法を提供することは私たちの使命です。
義歯を使用している方々の中には、義歯の不安定さや痛み、外れやすさなどさまざまな悩みを抱えている方がいらっしゃることでしょう。通常、歯茎のみで支える義歯は安定性に欠けることがあります。
診療例として、ある患者様が「義歯が動いて痛い」という悩みで来院されました。通常の義歯治療を行い、ある程度の改善を実感していただきましたが、仕事上の不安から、さらなる安定性を求めることになりました。
そこで、インプラントを併用した義歯治療を提案しました。

症例写真

インプラントは、義歯をしっかりと支え、通常のインプラント治療に比べてコストを抑え、治療期間を短縮する利点があります。患者様はこの提案に共感し、治療後も大変満足されています。
インプラントを2本使用して下顎総義歯を支える方法は、世界的にも有効な治療法として認められています。通法の原則に基づきながら、より高い機能性を提供するためにインプラントを検討することは非常に意義深いことです。

症例詳細

主訴下の入れ歯がガタガタして噛めない
年齢・性別76歳 女性
治療内容インプラントを併用した入れ歯を作製
期間1年
費用インプラント2本:60万円 
上下顎義歯:80万円(上顎:35万円 下顎:45万円)
治療のメリットインプラント2本を用いることで、安定しにくい下の入れ歯の動きを大幅に
軽減する。
治療、治療後のリスク・インプラントを埋入するための外科処置
・インプラント部分とアタッチメント部分のメインテナンス
・入れ歯の人工歯の経年的なすり減りに対する対応が必要


義歯に関するお悩みがある方々、いつでもお気軽にお問い合わせください。私たち藤尾歯科・矯正歯科医院は、皆様の健康と快適な生活をサポートするお手伝いをいたします。
ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

監修者情報

歯科医師:藤尾隆史

院長:藤尾隆史

  • 2003:私立高槻高校卒業
  • 2010:大阪大学歯学部卒業
  • 2015:大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座 有床義歯補綴
  • 2016~2024:山本歯科クリニック 入職 
  • 2017~2024:大森歯科医院 非常勤勤務
  • 2024:藤尾歯科・矯正歯科医院を開業